「優樹ぃ―!!」 「……んだよ、うっせぇな…。帰 ってきた時間、知ってんだろ…。 寝かせろボケ…」 2時間前に帰ってきて、 ようやく熟睡しかけたとき、 一階からアホみたいなデカイ声で 起こされた。 あまりの声のデカさに、 さすがにシカトしてそのまま 寝続けるわけにもいかず……。 暴言を吐きながら、 声の主……優菜のところへ 向かった。