ケータイ小説 野いちご

One Day~君を見つけたその後は~

4.午後六時(ネットカフェ・東雲)

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差出人:Aki
宛 先:高橋深月(携帯)
日 時:09年3月XX日 18:21
件 名:同じクラスの東雲です

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やあ、高橋。
同じクラスの東雲です。
メールでははじめまして、だね。

昨日帰るとき、高橋が俺に「バイバイ」って声を掛けてくれたから、こうして話をするのは1日ぶりです。
いや、こういうのって「話をする」とは言わないか。
失礼失礼!

さて。挨拶はこれくらいにしておこう。

いきなりメールなんか送ったりして、本当にゴメン。
でも山野上と違ってしっかり名乗っているわけだから、こんな突然のメールだけど、許してほしいんだ。

実は今さっき、
本当に今さっき、
大事件が起きてね。
この件について、どうしても高橋のアドバイスが必要なんだ。

今、俺は冷静にメールを書いているように見える?
だけど実際は、どうしていいかわからないくらい動揺しているんだよ。

だから俺を助けると思って!
少し長くなりそうだけど、話を聞いて(読んで)欲しいんだ。

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