私の名前は如月未桜(きさらぎみお)。
K高校に通う高校3年生。
高1の時から、悪さばかりしていた。
言わばヤンキーだ。
ホントは2年の時、学校を辞めるはずだったが、担任が他の先生や校長に頭を下げたりしてたりしてたみたいで、気づいたら進級していた。


3年になったそんなある日。


「未桜ー!今日うちに泊まりに来ない?!」


そう私に話かけるのは高1の時、同じクラスで今でも仲がいい加奈子だった。


「うん。いいよ!!どうせ暇だしさ親、夜遅くてじゃないと帰って来ないからさ☆!」

「ホントに?! やったぁ!!」

「じゃ、一回うちに帰ってから電車で行くね!」

「了解! じゃまた後でねー!」



そう言って加奈子と約束し、うちに帰った。