私は今、入学式の帰りだ。 借金返済のために私はバイトを始める。 お金を稼ぐため…。 私はピンクの店の前に立っていた。 本当は幸せな家庭にすごく憧れをもっている。 私には叶わない夢。 私は扉に手をかけた。 「…セレナ?」 私は突然名前を呼ばれて後ろを向いた。 「春?」 それは私の唯一の友達、赤井春だった。 「…何してるの?」 「……。借金返済のため。」 「ダメだよ!自分自身を犠牲にしちゃ!」