「さて、よろしいでしょうか?」

「カイン様、どうしてここに?」

「ホワイトさん、あなた達にちょっとお伝えしないといけない事が出来たので降りて来たんですよ」

「伝えたい事って?」

「まぁそんなに対した事でもないのでそちらは追々…、さて、話をお聞きになりますか?」

「あ…あぁ…その前に、あんたは何もん…てやっぱり天使だよな…こいつらの力とか考えたらもう居ても不思議じゃ…」

「そうですね。挨拶が遅れました。私は、カイン・アルベルト、天界でクソ神の秘書をしております。」

「クソ?え?クソって言った? え?ってか秘書…?」

「そうです。主にクソ神のスケジュール管理、重要書類の管理、他にもクソ神の普段の世話など、まぁ秘書と言っても雑務をやっているだけですよ。本当に面倒ですが…」

「あれ? 面倒とか言ったし…ってか神を敬ってない天使っていいのか?」

「フフフ、その辺は起きになさらずに」

「あぁ…まぁいいか…えっと…カインさん、あなたがこいつらにあの力を…?」

「そうです。彼女たちは天使の羽根を魂と融合させることで、天使化しているんです。」

「天使化?え…こいつら天使なの?ってか彼女たちって…」

『…いや、突っ込まない方がいいか…また面倒なことに…』

「そ、それで、天使化って何?こいつら人間じゃないってこと?」