夢でした…。

とはならなかった、夜の公園。

「と~ぅ」

ジャングルジムの上から、掛け声とともにその人影は飛び降りた。

くるくるっっと回転し、見事に着地を決めた。

街灯がスポットライトのようにその姿を照らす。

「邪気を祓う為、天使が落とした小さな果実! 魔法少女ラブリー・ピーチ!!」

女のコはくるくるとポーズを取りながら名乗った。

『なんかやっぱり変なの来た…;』

ホワイトと似たようなフリフリの衣装を来たピーチを茫然と見つめる人和。

身長はとても小さく140?いや130だろうか?

身長のバランスからだとかなりスラリとしているとても細く可憐な手。

白とピンクのストライプニーソックスから、触るとやわらかそうな太ももがのぞく絶対領域!

魔法少女特有のとんがり帽子や杖はない。

ツインテール?なんだろうが…どうなってるんだあの髪型…