朝、俺は昇降口で待機していた。 理由は勿論、村中の登校待ち 。 中々来ない村中に対して、多少の不満を持ったが、仕方ない、と、思いつつおもむろに携帯を開く。 ……………。 あ゙あ゙ぁ~ 暇だ、と思い門に目を向けると、村中らしき奴が歩いてきた。 どんだけ待たすんだ、と心ん中で愚痴って、真中にメールをする。