こんなにも好きでいてくれて、



こんなにも大事にしてくれて、



恋をする幸せを私に教えてくれたイサム。



あったはずの大好きだった想い。



それを見失ったのは私。



このままずっと続くはずの幸せを、



壊してしまったのも私。



でも、考えて、考えて、そう決めたこと。



その決意に後悔だけはしたくないから、



だから私は、これから先は前だけを見て歩いていく。



今にも流れ出そうな、この涙はイサムには見せたくない。



見せちゃいけない。



どうか、そのまま、歩き出す私を見ていてほしい。