ケータイ小説 野いちご

キス、しちまいました

憂鬱ちゃん

「ねぇ知ってる?ゴキ夫くんって死ぬ間際に卵を拡散させるらしいよ」
もぐもぐもぐ。

麻衣ちゃんの横にいる瞳が噎せた。

「豆し○か。それ弁当食べてる時に言うことじゃないわよ」

的確に突っ込みながら瞳の背中を撫でている麻衣ちゃん。


今はお昼で、皆それぞれ仲の良いグループで分かれてご飯中。

私はいつものメンバー、向かいに麻衣ちゃん、の隣に瞳。私の隣に蘭ちゃん、といった感じです。


「も、もぅっ!竜美、何てこと言うの!唐揚げ食べれなくなっちゃうじゃん、ゴキ太郎に見えちゃうよ」

「いや唐揚げは見えないでしょう。明るい茶色なんだから、どっちかというと健康なうんk「ちょっ麻衣ちゃぁぁん」

問題発言しかけた麻衣ちゃんを慌てて止める瞳。

そんなお嬢様学校にあるまじき光景を見ながらご飯を進むくん。

いつもなら至福の時間なのに、今日は味わうことも忘れてボーッとしている私です。


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