「ふぁ」


思わず学校の靴箱で欠伸がでる。


「大きい欠伸だな~」


頭にぽんと手を置かれて上をみると奏だった。

「おはよ」


「おはよ~お前あんなでかい欠伸よくできるよな(笑)すごかったぞ」


「うるせぇ」


「ははは」


こいつ何も知らないから…むかつく!!


「殺す」


「ごめんごめん!ん?なんか今日機嫌悪いか?」


「聞いてくれよ…昨日さぁ、」

私は昨日の事を奏に話始めた。

そう昨日は私が大好きな唐揚げだったのは、いいんだけど…あの鬼ばばぁが唐揚げ作りすぎて無理矢理私に全部食わせやがった。


しかも、私は少食だから完食するまで夜の12時ぐらいまでかかった。


「…っていう事があったんだよ、あの鬼ばばぁ…」


「それは災難だったな」


「本当によ」


奏と喋りながら教室に向かう。

相変わらず廊下もうるさい…


いっぺん殴っろかな…