ピーンポーン



学校に行く日の朝。





計画的なチャイムの音にいち早く反応したあたしは
黙ってそのまま玄関を見つめる。



さて、あたし。


このドアを簡単に開けてもいいのかな?



時刻は午前7時。


学校に行く用意は既に出来てる。



ただ


唯一まだしてない事と言ったら


朝ごはんを食べる事。