「ちょろいな、この宿題」


自室の机の上に並べられた宿題を見て一言。


とりあえず…去年よりかはマシな量よねえ



「陽菜乃ぉ。チケットは誰と行くことにしたの~~?」


お…母さん。いつの間に後ろに立ってたのよ…


「うん、ありがとうねお母さん。夕飯は何かな~」

「陽菜乃~っ」


お母さん。将来絶対に紹介するからね。



だって…お母さんは未だしも、お父さんに反対されそうで嫌なんだもん。