ケータイ小説 野いちご

どうやらきみは泣いてることを許してくれないらしい
まだぐちゃぐちゃの顔あげて
八つ当たりみたいにきみを睨んだら


青い青い空が見えた


前を向かなきゃいけないの?
あのねいつも明るくなんかいられない
脳天気に笑うきみに苛々
きみみたいに強くないんだ
強くなれないんだ

きみはそういうとことても無神経
きみに甘えてしまう自分が嫌になったって
どうしてわからないのかな

理不尽なこの苛立ちに
いっそ愛想を尽かしてくれたら
きみのこと嫌いになれるのに

ああそうだ知っていたよ
探していた場所がどこかなんて
ずっと昔から知ってたよ

太陽みたいな笑顔で根拠のない「大丈夫」を口にして
悩むことすら莫迦らしくなるくらい


涙が止まらない顔をあげたら
きみが笑ってる気がして

青い青い空を見上げたよ

もうどこにもいないのに
まだきみを探してる


ねえ、きみが怒るから
涙を拭って前を向いたよ
たからもう一度だけ、

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