ケータイ小説 野いちご

好きと言えない。―悪魔と恋―【完】

悪魔とキス




夕方、仕事が終わり、私は新人歓迎会が開かれるからと、嵯峨さんと居酒屋に先へ向かった。

タクシーで着くと、車出勤のメンバーも来る。

店内はサラリーマンや大学生で、既に賑わっていて、予約してくれてた課長に感謝。

座席に通されると、何故か嵯峨さんと武井さんに挟まれた。



「えー、では。明日からもこのメンバーで頑張れるよう、前途を祝して。カンパーイ!」



「「「『カンパーイ!!』」」」



ファーストドリンクのビールがすぐに運ばれ、課長の音頭で歓迎会がスタート。



「ふぁー…;;」



ビールが苦手な私は、一口だけ飲み、水で口を洗う。

< 17/ 201 >