ケータイ小説 野いちご

緑茶カーテン

第1章
☆俺が近付いたのは




side by Syu Sorano



俺はクラスでも冴えない奴で、モテるなんて有り得なくて、友達も少ない。

唯一得意なのは絵を書くこと。それだけ。



誰でも出来ることだけど、誰もが同じ絵を書くことは出来ない。



そんな所に惹かれたのかもしれない。





「じゃあ……川満。この英文を和訳すると?」

「えーっ俺!? うーん……アナタの弟はパンが好きですか?とか。」

「小学生かお前は。」



クラスに起きる笑い声も、結局他の生徒にまた当てた担任の声も

俺には聞こえないと同然。



なんてったって俺の頭の中には今、他の事でいっぱいだからね。




< 31/ 37 >