廊下の椅子に座り、皆を見ていると廊下の先から昨日仲良くなった蛇神メンバーがきた


「海里さん!!!」

「また来てくれたんすか!!!」

「俺、海里さんに相談のってほしいことあるんすよ!!!」

「いや、最初に俺の相談のってほしいっす!!!」

「海里さん…俺、喧嘩教えてほしいっす!!!」

「あっ、俺も教えてほしいっす!!!」

「ってか、俺の病室に来て話したいっす!!!」

「いや、俺の病室が先だっ!!!」

「いやいや、俺んとこだろ!?」


蛇神メンバーは、俺に気づくと勢いよくそれぞれ喋っていた


そして気づけば、周りを十数人に囲まれていた



これはあまりにもうるさいな…

一応此処病室だし…?笑






『なぁ…』

俺が口を開くと、蛇神メンバーは一斉に黙った


『此処…一応病院だからさ、声のちょっと、ボリューム考えようぜ…』


「すいませんっす…」

「気づかなかったっす…」


軽く注意すると、蛇神メンバーは急にしょんぼりとしてしまった


『あとさ…全員の話しはちゃんと一人一人聞くから。』


「「「「「まぢっすか!?」」」」」

「「「「あっ…すいませんっす」」」」

『フッ…まぁ気をつけてくれればいいよ。あと、順番は病室順ってことで…俺が行くまでに、話すこと決めておけよ。』


「「「「「「「「はいっ!!!」」」」」」」」


皆は学習したのか、小さな声で返事をした