「デブは消えろ」
「死ねよ、カス」

私がクラスの男子から言われる言葉。なに食わぬ顔をして、絶対負けてたまるかと歯を食いしばっている姿を、友達は見ないふり。まぁ私でも同じことをしただろう。

朝、重たい体を無理矢理起こして、嫌な学校へと行く日々。日にちを増すごとに言葉の暴力から肉体的な暴力になり、そろそろ限界になっていた。

私には生きる意味があるのか

そんなことを繰返し自分に問う。
もちろん答えは返ってこない。