ここは青宝高校
 
そして私は姫路 律高2だ

そんな私だがこれでも帰宅部なのだ

で今友達に騙されて…恋愛探索隊と言う名の
部活に連れて来られた所だ


「律~落ち込むなって!!
 うちが騙しただけだシィ?」


こいつは私の(仮)友達の禊 天螺
読み方はみそぎ てんら…私も最初読めなくて
天螺に怒られた…

「って律?うちは(仮)がつく友達なのかい?」

「えぇ?そんなわけなかろう!」

「だって今聞こえたんだも~ん!心の声……」


このとき思った…天螺に逆らってはいけないと…

「で、本題は?」

私が聞くと天螺は今まで忘れてたらしく「あぁ!」とかいって手をポン!
と鳴らした。



「律…恋愛…してみない?」



天螺はニヤリと笑う


「え?」

意味がさっぱりである

恋愛?全然興味がない…

「だって~律さぁ…恋愛興味ないじゃん?
 だからさぁ…うちと一緒にさぁ…恋愛探してみない?」

天螺はそういって何かのファイルを取り出した


「これは気になる男子の…個人情報」

「え…それは犯罪でわないか?」

「え?」

「スンマセーン!!」

「まぁそれは置いといて…ここは恋愛が興味がない人に青春してもらう部活!
 【恋愛探索隊】なんだ!!」

天螺は決まった顔でそういう今にでもキラーンという効果音がつきそうなぐらい

「ていうか?律は拒否権ないからYESかハイのどちらかだから」

「自主権ー!!」

そうして私は【恋愛探索隊】という部活にはいることになった

このときの私はまだ恋愛がどういうものかしらなかった