詩人よ、

一体何を求めるのだ。

すべてはお前の目の前にあるというのに。


詩人よ、

お前は何をそんなに求めるのだ。

愛などをお前はささやくけれど、

お前が本当に見つめているものはこんなところにはないのだ。


虚無的な詩人よ、

ふたつのまなこを見開いたままで、

お前は何を夢むというのだ。