全てを話し終えてから、蓮斗は大きく息をはいた。

『あたし達ってさぁ…』
「ん…」
ゆっくり蓮斗がうなずく。
『結構複雑な関係だったんだねー…』
はぁーっとあたしも大きくため息をはいた。
「つか…気付かないお前も悪い」『あはは…ごめんごめん』
今、謎がとけたような気がする。蘭ちゃんに相談した時、恋にしては早いと思ってたけど、やっぱり、小学校の時の思い出がよみがえったんだね。