「あ!あたしの名前はさっき言ったわよね?」
『美空先生…ですよね?』
突然の質問で多少キョどってしまう。
「美空さんでいいよ♪女の若い教師は、ここはあたししかいないから♪」
…じゃあ美空さんにしよう!!!

『あ、あたしはここで、本当に先生をやるんですよね…?』
「え?そうだけど……とりあえず…そこに座ってくれる?」
美空さんは、さっきあたしが座るのかなと思った席を指さした。
『はい…』
あたしが座ると、美空さんは、さっきまで頭のおかしいイケメン男がイケナイ事をしていた所の、あの時開けきれていなかったぶんのカーテンを開けた。
「んまぁ!またヤったのね、あのバカ!」
…お!?
教師がそんな事言っていいの?
…まぁいいや……もう。
『あのー…』
さっきの男は誰ですか?
そう聞こうとした時、保健室のドアが開いた。