ケータイ小説 野いちご

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君の花嫁

それでも新婚
“妻”って何?





「ご飯はAランチにしようかな。真琴は何にする?」
「う~ん、サンドイッチかなぁ」


学校の生活にも大分慣れてきたある日の昼食。食堂でクラスメイトの夏目薫とメニュー見て選ぶ。
あれから薫とはすっかり打ち解けて、仲良くなった。
周りのお嬢様たちよりもサバサバしてるから話しやすいし、なんとなく気が合う。


「あ、雨宮だよ」


薫が指差す方を見ると、食堂のテラスにいる伊織を見つけた。
友達といるようだが、その側で女の子達が話しかけている。

相変わらずだな。

最近では見慣れた光景になっていた。
人気のある伊織はああして昼休みになると女の子たちに囲まれる。
そんな伊織を横目に室内のテーブルに座る。





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