俺はマッハで図書室へ向かう。 『楢橋!!』 その声に急停止して振り向くと 佐々木が駆け寄ってきた。 『ハアッ、ごめん楢橋。 これ渡すの忘れてた。』 そう言ってプリントを渡してきた。 「あぁ、サンキュ。」 『ん、ごめんね。 じゃあまた明日。』 「おぅ、じゃあな。」 佐々木が階段を 降りようとしていた。 『きゃっ!!』 !! 「危ないっ!!」