けど、そんな幸せな夢から覚める時が来たみたい。 あたしの気持ちを伝えなきゃ。 “今まで”に甘えてたあたしに、さよならするの。 「…あたしね、 …まーくん好きだよ…。」 違う。 あたしはもう一度、深呼吸をして言った。 「大好きだよ…」 アキちゃんに『がんばる』って言ったから。 受け取ってくれなくても、せめて伝えたいよ…。 「…ちっちゃい時から、 ずっと…、ずっとだよ? あたしは…、まーくんのことが大好きなんだよっ!」