ケータイ小説 野いちご

汚れた天使

†嘘の世界
摩天楼





















さっきのホテルから数分車を走らせ、いつもの様に番号を打ち込んでオートロックを解除した。






そして、エレベーターに乗り込んで俺の自宅であるマンションの最上階へと向かった。






最近建てられたばかりの東京の都内一等地にある超高層マンション。







俺はそのマンションの最上階の部屋で現在生活している。






仕事場から近いという単純な理由だけで決めたから家賃は普通のマンションよりも遥かに高かった。





とは言ってもこの仕事をしていれば余裕で払える額ではあるが、俺がこの家で生活する時間は極端に少ないし正直言って勿体ない。






寝る為、着替える為に帰ってくるだけでほとんどホテルで暮らす事の方が圧倒的に多い。






久しぶりの自宅に着いてすぐ無駄に広い自分のベッドへと倒れ込んだ。






もう既に真っ黒のカーテンの隙間からは微かな日差しが差し込んでいた。






再びあの長い一日が始まるまでの残り数時間。





特にする事も思い浮かばず、ちょうどベッドに倒れ込んだ状態だったからそのまま少しだけ仮眠を摂っておくことにした。






















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