そんな日が何日か
続いた。


好きな人がいることを
知る前のような自然な
関係に戻れるように
なった、ある日の事だった。


部活を終えて家に
着いたのは20時すぎだった。


部屋の扉を開けると─

そこには、





和弥がいた。