〔祥子〕
何も変わらずに、二ヶ月がたった。
翔と〝何も変わらずに〟が少し恨めしい。
「また明日」
「おう」
そして、いつも送ってもらってる。
「ただいま」
「おかえり」
「あれ?お母さん、今日仕事じゃないの?」
「秀(しゅう)君が来たから、早退しちゃった」
「秀って、あの?」
「そうよ 他に誰が居るのよ」
「久し振り」
「秀君!!」
「暫くの間、ここに泊まらせてもらう事になったんだ」
秀君はあたしのお母さんの友達の息子さん。
幼馴染だけど、秀君の家が引っ越してそれから会ってなかった。
「学校は?」
「夏休み」
「いいな あたしは、まだ後何日かあるんだ」
「そっか」
「何で急に来たの?」
「久し振りに祥子が見たくなったから」
「あたし!?」
「ああ それより、さっきの男は?ちょっとガラ悪かったけど」
「でも、いい人だよ ファッションは派手かも知んないけど」
何も変わらずに、二ヶ月がたった。
翔と〝何も変わらずに〟が少し恨めしい。
「また明日」
「おう」
そして、いつも送ってもらってる。
「ただいま」
「おかえり」
「あれ?お母さん、今日仕事じゃないの?」
「秀(しゅう)君が来たから、早退しちゃった」
「秀って、あの?」
「そうよ 他に誰が居るのよ」
「久し振り」
「秀君!!」
「暫くの間、ここに泊まらせてもらう事になったんだ」
秀君はあたしのお母さんの友達の息子さん。
幼馴染だけど、秀君の家が引っ越してそれから会ってなかった。
「学校は?」
「夏休み」
「いいな あたしは、まだ後何日かあるんだ」
「そっか」
「何で急に来たの?」
「久し振りに祥子が見たくなったから」
「あたし!?」
「ああ それより、さっきの男は?ちょっとガラ悪かったけど」
「でも、いい人だよ ファッションは派手かも知んないけど」