ケータイ小説 野いちご

通学電車-キミとの距離-

電車-普通-



あなたに逢うためには条件がある。


1.8:00発の電車。
2.3両編成の真ん中の車両。
3.ドアのすぐ横の長椅子。



私 姫川梨香(ヒメカワリカ)は
いつも その同じ高校の男の人を気付かれないように見てた。



小さな色白顔に大きな瞳。
筋の通った綺麗な鼻。
嫌味のない程紅い唇。


言葉で言うと女の子みたいに
聞こえるかもしれないが
“男の人”を感じさせる
程よい筋肉と160センチの梨香よりも頭1っ大きい身長。



いつも見てるだけで目の保養で
幸せだな--って思えた。




駅から3分の所に梨香の高校はある。


梨香はある決心をしていた。



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