ケータイ小説 野いちご

今カノの私と元カノの存在

※5※




「もーっ、やだぁ!」



アヤ先輩がそう言って席に座ったのは、シュウさんと会って3日ほどした平日。


先輩の手には葉書。


首を傾げる私にそれを差し出してきた。



「2次会の案内?」



披露宴後の2次会の出欠案内。


頬をブーッと膨らませたアヤ先輩はパソコンの電源を入れていて。


私はそれを返しながら苦笑してしまった。



『やだぁ!』って叫んだ理由が分かったから。



「多いですね、最近」


「ホント!祝儀貧乏」



確かに11月に入ってから見せられた葉書は今日で3回目。


どれも12月に開かれるものばかり。


クリスマス前後に式を挙げる人が重なったんだろう。






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