ケータイ小説 野いちご

今カノの私と元カノの存在

※1※






「飲んでる?えっと、畑中ケイさんだったよね。ケイちゃんって呼んでいいのかな?」


「はい」



思わず声が上ずりそうになり、小声の返事。



ここは合コンしている居酒屋。


3つ年上のアヤ先輩に半ば強引に連れてこられた。



初めて彼と出会った。



第一印象は控えめな人。



時間がたち、アルコールが進むと彼を含めて周りの人達の印象が変わる。


よくしゃべる人、大声で笑う人。



彼は常に皆の聞き役で。


だけど、口元に浮かぶ笑みは楽しそうに見えて。



そして、さりげない気遣い……






< 2/ 208 >