ケータイ小説 野いちご

今カノの私と元カノの存在

※プロローグ※




「ちゃんと話しておいでよ」


「はい」


「あれだったらうちにおいで?」


「はい。ありがとうございます」



金曜日



定時で仕事を切り上げた私は、アヤ先輩からの言葉に、力強く頷いた。



駅まで走って電車に飛び乗る。


向かうのはここから20分程かかるシュウさんの会社。



営業のシュウさんは私よりも帰りが遅い。


それは今までの付き合いで分かってる事実。



はやる気持ちを押さえて深呼吸した。





――――向かい合う……





決めたんだ。



シュウさんと話そうって。


もう……



自分を作るのは止めようって……






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