言乃は大きくうなずいた。それを見れないケイトは、若干戸惑ったが。

「近くに学校があるはずです!そこのスプリンクラーを使えば」

『なぁーる!でも、そんな現代的なものあんのか、ここ』

「きっとあります!みぃちゃんのニュースは液晶テレビだったそうですから…」

『なんだそれ、おい!』


言乃は説明する気が起きず、スルーしてケイトを急かすことにした。


「とにかく急いで!」

『おうよ!』