真也と晴れて悩みも解決してから1年が過ぎた


「……真也」

「なんだよ」

私が話しかけると、真也は不満そうに返事をした

私は真也の携帯を真也の目の前に掲げた

「このメアド、誰の?私知らない人なんだけど」

ついさっき、真也に「携帯見ていい?」と訊いて、「いいぞ」と、言われたので見たのだ。そしたら知らない…しかも女のメアドらしきものが見つかった


「最近、帰り遅くない?」

「そうか?」

「学校、いつも6時完全下校だし」

「そうだな」

「車も迎えに来てるけど…」


私は真也の携帯を机に置いた

体が怒りで震えているのがわかる


「いっつも…帰り…私より遅いじゃん!!どゆこと!?」