「何なの…いきなり」




突然のことであたしはついていけない。




「今日は種目決めなんだよ。」




紫音が落ち着いた様子で言ってくる。




「何の?」




「はぁ!?そんなの決まってんだろ!!」




氷真が呆れたような驚いたような顔をしてあたしを見てくる。




氷真に呆れられてしまった…




軽くシュックを受けたあたしに氷真が説明してきた。












「今から体育祭の種目決めやるんだよ。」




「体育祭?」




そう言えば旭達がそんなことを言ってたような。




あたしは今朝の記憶を思い出してみた。