那岐のヤツ…絶対意味わかってねぇな。



突然、現れた台風の眼のような女。


俺のクールなキャラをぶっ壊しやがって…



俺はシャワーを浴びてバスローブ姿になり、ベット脇のソファに座って那岐を待っていた。



父上には何度も政略的な見合いはさせられていたが、何とか理由を付け断って来た。



でも、那岐は回避できなかった。




「お待たせしました・・・」



「えっ?…お前・・・!?」



「…中田さんがこれ着ろと…恥ずかしいけど…渚様が喜ぶから…」



また、中田のじぃさんか・・・


完全に俺の反応を面白がってるだろ!!