「お、おいっ!?離せ…たくっ」


俺は那岐を引き離そうとするが、女のクセにすげぇ力がある。



俺よりも2歳下のクセに…赤ちゃんが居るなんて…信じられねぇ。




「おい…智樹の父親は誰だ?」



「お父さんです…」



「はぁああ~~っ!?お前…父親とヤッたのか?」




「何をですか?」




「何って・・・お前…もしかして…寝てる間に…」



「何をですか?」




「…死んだお母さんは二人のコトをどう言っていた?」


「別に…」



「認めてたのか?」