耳障りな金属音に目を覚ました。 瞼を開けるとそこには白い天井があって、 夏とは感じさせない涼しい空気が私を包んでいた。 えっ? ここ…は… 「私の…部屋?」 うつつに呟く。 「桜ー!!朝よ!!」 私を呼ぶお母さんの声が階下より聞こえてきた。 のっそりと布団から起き上がった。 一体どうゆうこと?