私は直孝を探し続けた。

お姉ちゃんにも頼んで探している。
どうか……どうか…直孝無事でいてくださぃ。

せめて無事でいてください。

直孝を探し始めて約3時間がたった。

〜♪〜♪〜
電話が鳴った。
画面には【お姉ちゃん】と書いてあった。

私は慌てて電話を出た。

『もしもし!見つかった?』

『仁志公園の裏の倉庫だよ!』

『わかった!ありがとう』

電話を切って倉庫に向かった。