一番気温の上がる午後の時間。


日焼け止めをしっかりと塗る女子2人に、その準備にすでに待ちくたびれた爽太くん。



「ホントに爽太知ってんの?」

美希ちゃんが疑いの目で爽太くんを見る。


「なんだよ、その目。
ガキの頃からしょっちゅう島をうろうろしてるおかげで、かなり色々知ってるつもりだけど。

準備できたか?」




爽太くんの問いかけにあたしたちはこくん、と頷く。






「じゃ、いきますか。
未来の恋を叶えるために♪」