次の日、学校に行くと神崎はもう居た。

・・・って当たり前か。だって俺は、

「潤ー遅刻だぞー」

「せんこー来てねぇから良いだろ」

「良くねぇよ」

毎日せんこーが来る少し前に登校する。

「で?」

「あ?」

「今日は何枚だった?」

「10」

「っしゃ!俺の勝ち~」

こいつは俺の親友小学校からの悪友&親友の佐藤慧(さとう けい)

「何が10何ですか?」

「ぅわ!神崎。居たのか」

「隣ですから」

「だったな」

「はい、で?何が10なんですか?」

「ラブレターの数だよ~」

「慧、おめぇ」

「10枚も!?凄いですね!!」

神崎はでけぇ目をおっきくして驚いていた。

ズキッ

ん?・・・ズキッ?