「診察の時間だ…厚保也」


 厚保也は素直に俺の言葉に従い…制服を脱ぎ始めた。


 上半身を露にした厚保也が俺の前に置かれた椅子に座る。


 「楽しそうだね~真」


 「…別に…コレは俺の仕事だ//」


 厚保也の胸元に聴診器をあてる。


 トクトク……トクトク……


 厚保也の心臓の鼓動が俺の耳奥に響き渡るーー


 診察はほんの僅かで終了。


 俺は耳から聴診器を外す。