「今日から別行動しよう」



「え?」



ミライは下駄箱で靴をはきかえる手を止め、あたしを見た。



「何で…?」



「そろそろあたしも慣れてきたし、ミライも劇の練習に打ち込まないと!」



あたしは笑顔で答えた。