シーンとした空間。深く真っ暗な空、私は目をつむったままジワジワ沸き上がる鼓動を押さえてるのに必死だった。



だってさっきのツカサの言葉が頭をコダマするから…。




『いきなり何言ってんのツカサ?』



幸せになれっていきなり話し飛んだよねぇーなんて言っている私にツカサが言葉を続ける。



『…………お前とレツが会わなくなってからも、レツはずっとお前が危険にあわないように守ってた』



『………え……?』



『お前が入院した時だって……、ジュンは知らねぇかもしんねぇけど、あいつ夜中から朝方までずっとジュンの所に行ってたんだぞ。』




『…………』




『………いい加減気付けよ。ジュンにはレツしかいねぇ、レツにもジュンしかいねぇだろうが』




『……ツカ…サ…』