ケータイ小説 野いちご

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If〜桜龍の彼等〜【完】

境界線を越える時

どれくらいそうしていたのかな


「タクト、ごめんね」


そう言って、私はタクトから離れた


「大丈夫か?」


「うん…」


冷静になると、何だか今の状況にドキドキしてしまう−−


すぐ目の前にあるタクトの顔に、さっきまで抱きしめてくれていた腕


全てにドキドキしてしまう


「ルナ?」


タクトが不思議そうに私の顔を覗き込む


「何でもない。

タクト、ありがとう」


私がそういうとニコッと微笑んでくれた−−




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