「は?付き合った??」



翌日の朝。

私は亮英のサボりに付き合わされ中。

だから、タツとの事を報告したんだ。

ヤってしまった事は、内緒だが。

ちなみに那々は、睨んで来てたヤツらとは違う、大人しい子たちの集まりと、友達になったんだって。

だから亮英の呼び出しには来なくて、屋上でまた2人きり。

タツは遅刻みたいだ。



「いつの間に惚れてたんだよ?」



「わかんない(笑)」



私は「えへっ!」とふざてけ見せた。

亮英は「よくわからんヤツらだな」と、コーラを飲んでる。

呼び出しといて、私には何もない。