まるで、夢みたい。


というか、夢…?


現実とは、思えないくらいのキスだったなあ。


「まだ、信じられない」

唇に触れながら、余韻に浸っていた時、


「お姉ちゃん!」


美和子が、勢い良く部屋へ入って来た。