ケータイ小説 野いちご

白いジャージ7 ~先生とプールサイド~

第1章
沙織の恋と豪太への想い





―沙織の恋と豪太への想い―




「乾杯!!」



「お疲れ様~!」





今日は、田村豪太の歓迎会を兼ねて、少人数で飲み会。



本当の目的は、大野さんと沙織を会わせることなんだけど。




大野さんに飲み会を頼まれてから1週間。



真由美さんと他の男の先輩2人も誘った。





「お前、すっかりうちの会社に慣れた感じだな」




大野さんは、斜め前に座る豪太に声をかけた。



「いや~、みんないい先輩や上司ばかりなんで働きやすいっす。でも、新入社員がひとりだったんで最初は緊張しましたよ」



豪太は、みんなにお酒を注がれて、勢い良く飲んでいた。



先生と違って、顔も赤くならないし、お酒強そうだな~なんて思って見ていると、目が合った。





豪太は私の前の席。





「お酒飲めないんですか?新垣さん」




「あんまり強くないから。一杯でもういいかな~と思って」



「そうなんすか?俺もすぐ二日酔いになるから強いわけじゃないんですけど飲むのが好きなんですよ」





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