ケータイ小説 野いちご

改定版・はじまりの季節

はじまりの季節


私、矢野 真白は、高校を卒業した後、地元をでて短大に進学。


短大も卒業を迎え、4月からの就職先も決まってる。


この不景気にスムーズに決まったのには、驚き。


私みたいなのは、取り残されて必死に探さないと見つからないタイプだと思うから。


周りからは、美人は得よねって、やっかみを言われる。


別に美人じゃないのに。


決まってない子にしたら、嫌味の一つも言いたいのだろうから、仕方ないかなって思ってる。


てか、とりあえず、働き始める前に久々に地元に帰省しなきゃ。


こっちに来てから一度も帰らなかった。


その理由は、すごく簡単。


会いたくない人がいるから。


ただ、それだけ。


あいつにだけは、会いたくない。

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