気がつけば病院のベッドにもたれかかっていた。


ベッドで寝ている女・・・・。


まっ白な顔をして寝ている。


うっすら笑みを浮かべながら。


手を握ると、冷たかった。


「・・・・京華・・京華ッ!!!京華!」


寝ている女を俺は必死で起こそうとした。


「起きてくれよ!なぁ!京華?京華!!!」


女の目が開くことはなかった。