ケータイ小説 野いちご

風神I

第二章
出会い





さて、どこに行こうかな。



教室をでたあたしは行くあてもなくて学校の中をうろうろしていた。




どこもかしこも五月蝿くて、バカでかい笑い声が聞こえる。



この学校で静かな場所なんてないんじゃないかな。





まったく、あんな五月蝿い場所でぐっすり寝れる紫音が羨ましい。








どうしよう。日当たりがよくて静かな場所なんてそうそうないのかな。







廊下を曲がると上へ続く階段と下へ続く階段…



どっちへ進むか…





階段の前で悩んでいると、下の方はざわざわとうるさかった。




「上にしよ。」





あたしは、静かな上の方を選びあがっていった。









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